訓練中の中国人民解放軍(Photo by STR/AFP via Getty Images)

「借りた剣」米国の技術で構築される中国の軍事力

中国共産党が自国の軍事近代化を図るべく、次世代の米国技術を取得するために使用している方法は多岐にわたり、その事例をあげれば枚挙にいとまがない。

米カリフォルニア州では、元米陸軍パイロットが機密航空研究を中国共産党政権に売却。ケンタッキー州では、防衛請負会社の幹部が共謀して技術図面を中国に販売し、中国の部品を国防総省のサプライチェーンに不法に導入したとされている。

イリノイ州では、中国を拠点とする企業が労働者に賄賂を贈り、米国の雇用主から独自の通信技術を盗んでいた。ワシントンでは、国防機密の収集を専門とする中国のサイバー組織によって、政府機関がハッキングされたと考えられている。

▶ 続きを読む
関連記事
米軍の対イラン軍事行動「エピック・フューリー」が中東を激震させている。圧倒的な火力と斬首作戦による「戦略的麻痺」の衝撃は、台湾侵攻を伺う中共への強力な警告となった。変貌する台湾海峡シナリオの最前線を追う
就役70年を超える高齢爆撃機B-52が、2026年の対イラン作戦でなぜ主力を担うのか。圧倒的な兵装搭載量、核抑止力の維持、近代化改修による最新兵器への対応力など、他機には真似できない唯一無二の理由を解説
米軍特殊部隊がイラン敵陣に潜入し、墜落したF-15E乗員2名を救出した。イラン側の厳重な警戒を潜り抜けたこの「イースターの奇跡」は、米軍の圧倒的な実戦能力を世界に示した。専門家も唯一無二の壮挙と称賛している
トランプ政権がイランやベネズエラには軍事行使する一方、北朝鮮には外交を優先する理由を専門家が分析。核保有の有無が米国のリスク判断と「力の均衡」をどう変えたのか、現代の核抑止力の最前線を解説
米軍は、イラン上空で撃墜されたF-15ストライクイーグル戦闘機の搭乗員である米空軍兵2人目の救出に成功した。