中共が海外警察署を設置、国際機関を乗っ取り「世界政府」へ漸進【クロスロード】
中国共産党(中共)は、海外に警察署を設置し、亡命した反体制派に嫌がらせを働いている。これは、中共による浸透工作であり、全体主義を海外へと推進するプログラムの一環である。
受賞歴を持つ国際ジャーナリストで著作家のアレックス・ニューマン氏は、米政府で働くオバマ政権の残留組が中共の海外進出を容認していると指摘する。
さらに、中共がWHOやインターポールなどの国際機関を取り込んでいることについても議論した。彼らは西側のグローバリスト勢力と緊密に協力して、何を押し進めようとしているのか。その真相に迫る。
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