11月16日、 岸田文雄首相(写真)は、あすの日中首脳会談に「建設的かつ安定的な日中関係を構築していくという姿勢で臨んでいきたい」と語った。写真はバリ島で開かれたG20首脳会議の会場で代表撮影(2022年 ロイター)

建設的・安定的な日中関係構築していく姿勢で臨む=日中首脳会談で岸田首相

[16日 ロイター] – 岸田文雄首相は16日、あすの日中首脳会談に「建設的かつ安定的な日中関係を構築していくという姿勢で臨んでいきたい」と語った。インドネシアのバリ島での20カ国・地域(G20)首脳会議などインドネシアにおける外交日程を終え、記者団の取材に応じた。

岸田首相はあす、習近平国家主席と首脳会談を行う予定。首相は、日中関係はさまざまな可能性がある一方、さまざまな課題や懸案があるとし、「主張すべきは主張し、責任ある行動を求めながらも、協力すべき点については協力する」と述べた。

関連記事
岩屋毅外相は4日、韓国の趙兌烈(チョ・テヨル)外交部長官と電話会談を行った。日韓協力が国際社会全体の平和と安定にとって大事だと確認した
石破氏のもと、対中関係はどのようになるだろうか。対中政策について、高市氏は「タカ派」、石破茂氏は「ハト派」とみなされている。中共にとって、高市氏が当選しなくて安堵した一方、石破氏に対しても一定程度警戒していると考えられる。
石破新内閣の顔ぶれ、経歴とは? 全閣僚のうち、13人が初入閣。総裁選の石破陣営や旧岸田派、旧森山派から複数人が入閣した一方、旧安倍派から入閣した人はいなかった。
新総裁に選出された石破茂氏。次期首相に就任する見通しだ。政策には、国防軍明記、アジア版NATO創設、金融所得課税などを掲げている。
最近日本に対する中露の軍事的挑発が続く中、中共がICBMの発射実験を実施。その意図とは何か。「習近平へのアピール」と捉える専門家もいる