緑茶エキス、抹茶、L-テアニンは、心身の健康を促進するために、目的に応じた栄養を補給することができます(shutterstock)

あまり知られていない? 非常に強力な緑茶の3つの効果

緑茶の効果は侮れません。この爽やかでおいしい飲み物は、糖尿病性末梢神経障害の患者の脳の覚醒を助けるだけでなく、ストレス耐性を高める効果があることが研究によりわかっています。注目すべきは、より多くの健康効果を得られる緑茶の3つの飲み方です。

アメリカのリフレッシュ飲料といえばコーヒーが一般的ですが、世界人口の3分の2は依然としてお茶を好んで飲みます。お茶は、その心地よい味わいだけでなく、古来より健康飲料としてよく知られています。米国紅茶協会の統計によると、米国では紅茶が最も人気があり(通常はアイスで飲む)、2019年の茶葉消費量の84%を紅茶が占め、緑茶は15%に過ぎませんでした。

すべてのお茶はチャノキから作られ、その加工方法の違いによって色や風味が異なります。例えば、紅茶は葉を空気に触れさせ、酸化させて濃い色にしたもので、緑茶は発酵させずに新しい葉や芽を蒸して炒めたものです。

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研究によると、カフェインを含まない緑茶の濃縮成分を服用すれば、体内の抗がん作用がある解毒酵素の産生が増加されるという。
2021年1月に発表された中国医薬大学科研団体の研究によると「タンニンには、新型コロナウイルスの活性を抑制する効果がある」とのこと。タンニンは、ポリフェノールの一種で、私たちが日常的に口にしている食品や飲料に多く含まれています。
馬が肥えれば、人も太るのが秋の宿命です。 確かに、おいしい新米を筆頭に、野菜も、果物も、キノコ類も、魚介類も、なんでもおいしく感じられるのが秋ですね。
古来より、洋の東西を問わず愛飲されてきたお茶は、体内の解毒や抗炎症、消化促進、肥満解消にまで効能をもつ、実に健康にかなった飲み物です
緑茶に含まれるカテキンは、体に一時的なストレスを与えることで防御力を高める「プロオキシダント」。まるでワクチンのように体を鍛え、寿命を延ばす可能性があると研究者は語ります。