11月7日、ペロシ米下院議長は、夫のポール氏が自宅で男に襲撃された事件について、自身が標的だったにもかかわらず夫が代償を払っていることに特に心を痛めているとし、議員引退の時期を巡る判断に影響すると述べた。写真はペロシ夫妻。ワシントンで2019年12月撮影(2022年 ロイター/Joshua Roberts)

ペロシ米下院議長、夫襲撃が引退判断に影響すると明言

[7日 ロイター] – ペロシ米下院議長は7日、夫のポール氏が自宅で男に襲撃された事件について、自身が標的だったにもかかわらず夫が代償を払っていることに特に心を痛めているとし、議員引退の時期を巡る判断に影響すると述べた。

10月28日の事件後初めてテレビインタビューに応じたペロシ議長は、昨年1月6日の連邦議会議事堂占拠につながったのと同じ類の「虚偽」が今回の事件の背景にもあると指摘した。

8日の中間選挙で民主党が下院の過半数を失った場合、議員や下院議長の職を退くか決めているかとの問いには「過去1、2週間に起きたことに影響される」と回答。夫が襲撃された事件のことか確認を求められると「そうだ」と答えた。

下院での35年の公職に感謝しているとも述べた。

関連記事
2024年の米副大統領候補討論会では、バンス氏とウォルツ氏が対中政策を巡って鋭く対立した。バンス氏は中国共産党の経済的脅威に対抗する強硬派であり、米労働者を守ると誓う一方でウォルツ氏は中国との協力関係を重視し、穏健な立場を取る。両候補の政策が米国の将来に大きな影響を及ぼす可能性がある
10月1日夜、アメリカ副大統領候補によるテレビ討論会がニューヨークで行われた。90分間の討論では、アメリカ南東 […]
米国商務省が中国の脅威に対応し、AIチップの輸出規制を強化。データセンターは申請を義務付け、最先端技術の保護を図る。
アメリカ上院議員トム・コットンらが、米中間の「永久正常貿易関係」終了を提案する法案を提出。中国製品に段階的に最大100%の関税を課す計画も。
メラニア・トランプ氏は、夫トランプ前大統領が今年夏に2度の暗殺未遂を奇跡的に生き延びたことを語った。彼女はこの経験を振り返り、特に7月13日の事件でトランプ氏が危うく命を落とすところだったことに感慨深い思いを表現している。