11月4日、 ワシントンに拠点を置き北朝鮮の動向を監視しているシンクタンク「38ノース」は4日、商用衛星画像の分析結果として、北朝鮮からロシア国内に列車が到着したと明らかにした。写真は北朝鮮の旗。韓国側から7月代表撮影(2022年 ロイター)

北朝鮮からロシアへ列車到着、砲弾供給疑惑の中で=シンクタンク

[ワシントン 4日 ロイター] – ワシントンに拠点を置き北朝鮮の動向を監視しているシンクタンク「38ノース」は4日、商用衛星画像の分析結果として、北朝鮮からロシア国内に現地時間4日に列車が到着したと明らかにした。

ホワイトハウスは2日、北朝鮮がロシアに対し、ウクライナ侵攻に使う砲弾を「相当数」ひそかに供給しているという情報があると発表。中東や北アフリカの国々を経由することで、ロシアへの武器輸送を隠していると指摘した。

ノース38は、こうした列車の運行は過去数年で初めてと説明。「衛星画像から列車の目的を判断するのは不可能だが、この運行は、北朝鮮からロシアへの武器売却が取り沙汰され、両国間の貿易再開が予想される中で起きた」と説明した。

▶ 続きを読む
関連記事
高市早苗首相は、10月30日から韓国・慶州で開催されるアジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議へ出席するため、韓国を訪問する。同日午後には、韓国の 李在明大統領と初の首脳会談が行われる。
トランプ米大統領と中国共産党の党首・習近平は、10月30日午前11時から韓国南部の釜山で会談する。両者の対面での会談は2019年6月に行われた大阪での会合以来となる。
韓国では9月末以降、反中共(反中国共産党)デモが相次ぎ、10月3日にはソウルで1万人以上が「CCP Out」「China Out」と書かれたプラカードを掲げて行進した。背景には、李在明大統領が9月29日から、中国人観光客に最長15日間のビザ免除入国を来年6月末まで認めたことにある。
ソウル中央地裁は24日、尹前大統領の妻、金建希被告の初公判を開いた。金被告は起訴内容を全面的に否認。先月、トランプ大統領は韓国に粛清か革命が起こっているのではと訝しんでいた。
韓国消費者院は2日、市場で人気のあるロボット掃除機6機種を調査した結果、中国製の3製品にセキュリティ上の欠陥が見つかり、室内の様子や個人情報が漏洩する恐れがあると発表した。