「蚊の標的」になりやすい人…体臭が原因=ロックフェラー大学
米ロックフェラー大学の研究チームは、蚊の標的になりやすい人は、皮膚に特定の臭い成分が多いことを発見した。論文は米学術誌「セル」に掲載された。
これまでは、蚊に刺されやすい理由として血液型や血糖値、ニンニクやバナナの摂取などが挙げられていたが、いずれも確かな科学的根拠はなかった。しかし今回の実験により、皮脂にカルボン酸化合物が多く含まれる人は、蚊を惹きつけやすいことがわかった。
研究チームはジカ熱やデング熱、黄熱病などのウイルスの媒介役になるネッタイシマカで実験した。ロックフェラー大学の64人のボランティアに1日6時間、腕にナイロン製のストッキングを装着してもらい、蚊にとって最も魅力的な臭いの人を調べた。
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