野菜だけじゃなかった!?医師が明かす大腸がん予防で大切なものとは(1)
野菜や果物を食べ、食物繊維を補うことで、大腸がんを予防することができると昔から言われてきました。しかし、全粒粉を食べることは、野菜や果物よりもより大腸がんを予防する効果があると考えられています。
大腸がんは、他のがんに比べて非常に発症率が高いがんで、2020年には、新規がん患者数の中で3番目に多く、がんによる死亡原因の2位となっています。
食事でがんの主な原因となるのは、果物や野菜摂取量の不足、油分やカロリーの高いもの、赤身肉や加工肉、アルコール飲料の摂りすぎなどです。食生活の乱れは、世界の大腸がん発生率に30%から50%の影響を与えると言われています。特に、食物繊維の摂取量が1日10g未満と少ないと、大腸がんのリスクが18%上昇すると言われています。
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