カナダ下院のスグロ氏ら5人の超党派議員団は11日、台北市内で台湾の蔡英文総統と会談した(総統府提供)

蔡英文総統、カナダ議員団と会談 台湾の国際組織への参与を支持

9日から台湾入りしているカナダ下院のスグロ氏ら5人の超党派議員団は11日、総統府で蔡英文総統と会談した。中国が軍事的威圧を強めるなか、経済協力など二国間協力を更に強化していくことを確認した。スグロ氏は、台湾が2021年秋に申請した環太平洋経済連携協定(TTP)への加盟が「一日も早く実現することを願う」と述べ、国際組織への台湾の参与を支持する姿勢を改めて示した。

スグロ氏は、「台湾はTPPの加盟に関して非常に確固とした実績を持っている」と述べた上で「カナダには台湾のTPP加盟を望む議員が多くいる」と付け加えた。蔡氏は二国間の経済・貿易協力を強化することができるとし、TPP入りに向けて「カナダの支持に期待する」と述べた。

台湾外交部によると、新型コロナウイルスの流行以降、カナダ議会から派遣された最初の訪問団となる。

▶ 続きを読む
関連記事
ホン・カオ米海軍長官代行は、トランプ政権がイラン紛争向けの兵器を優先するため、台湾への大規模な武器パッケージを延期していると述べた
トランプ米大統領は20日、台湾の頼清徳総統と電話で話す考えを示した。トランプ政権は、総額140億ドル規模の台湾向け武器売却案を推進するかどうかを検討している
台湾立法院は5月19日、頼清徳総統に対する弾劾案の記名投票を実施した。投票結果は賛成56票、反対50票で、規定の承認要件を満たさず、弾劾案を否決した
台湾問題に関心が集まる中、中華民国の頼清徳総統はフェイスブックに投稿し、中華民国の現状を守ることに「台湾独立」の問題は存在せず、台湾海峡の平和と安定は決して犠牲にされたり取引の対象とされたりすることはないと表明した
15日、トランプ米大統領は3日間にわたる中国訪問を終えた。機内で、習近平から「台湾海峡で衝突が発生した場合、米国は武力で台湾を防衛するのか」と質問されたことを明かした。