4つの香辛料が「心血管疾患の予防と制御に有効」であることが判明しました。(Shutterstock)

心臓に優しく、コレステロールを下げる!食生活で活躍する4つのスパイス

運動、十分な睡眠、果物や野菜、食物繊維が心臓の健康に良いことは周知の事実ですが、この成功の組み合わせにさらにいくつかのスパイスを加えることも検討すべきです。私たちが風味付けに使っているいくつかのスパイスについて、心臓に良いという研究結果がありました。

何千年もの間、人々はハーブやスパイスに興味を持ち、利用し、世界中のさまざまな社会や文化の中で親しまれてきました。近年、研究者たちはこれらの植物の根強い人気の理由を掘り下げ、その多くを「科学的」と称するようにもなりました。

その中でも、カルダモン、パクチー、生姜、ウコンという4種類のスパイスは、心臓の健康に役立つという民間伝承が信頼できるかどうかを調べるために、インドの研究チームの注目を集めました。そして、その結果を国際学術誌『Current Pharmaceutical Design』に発表し、この4つのスパイスが「心血管疾患の予防と制御に有効」であると結論づけました。これらのスパイスの具体的な効果は次のとおりです。

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