訪中するプーチン氏側近、協力強化を強調するも「もろい関係」との指摘

中国を訪問したロシアのニコライ・パトルシェフ連邦安全保障会議書記は19日、郭声琨・中央政法委員会書記と会談した。パトルシェフ氏は中国との協力関係を強化する方針を強調した。一部の専門家は中露関係が実際はもろいと指摘した。

プーチン大統領の最側近の1人で、安保トップを務めるパトルシェフ氏は福建省で、中国の公安、司法、検察、治安、情報担当のトップである郭声琨氏との間で、第7回中露法施行安全協力メカニズム会議を行った。

同氏は「現下の情勢では、中露両国は互いに支え、協力関係を発展させる意欲をより強く示す必要がある」と述べた。

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