中国共産党序列3位、露のウクライナ侵攻を「支持」新華社報道せず
中国共産党のナンバー3、栗戦書・全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員長は7~10日の日程でロシアを訪問した。ツイッター上に投稿されたロシア連邦議会下院の「国家院テレビ(осдума TV)」の映像によると、栗氏はロシアのウクライナ侵攻について「理解し支持する」と発言している。
映像には、栗氏がビャチェスラフ・ボロージン下院議長と会談した際の様子が映っている。
栗氏はボロージン下院議長に対し、ウクライナ問題を巡って、米国と北大西洋条約機構(NATO)がロシアを「窮地に追い込んだ」と話し、「ロシアの国家安全保障と国民の命の安全にかかわり、ロシアが取るべきだと考える措置について、中国は理解し、他方面から(ロシアに)連携していく」と約束した。
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