現代中国キーワード(大紀元エポックタイムズ・ジャパン)

遠吠えする「戦狼」たち 本音は「保身と昇進」【現代中国キーワード】

【戦狼外交(せんろうがいこう)】

中国語でも同じく「戦狼外交」と書く。英語もWolf warrior diplomacyなので、そのままの意味である。

あの目つきの悪い「趙さん」も大変だろうと、同情を禁じ得ない。彼は悪役を演じているのだ。本当は小心者で、意外といい人なのかもしれない。

そのほか、駐仏および駐豪の中国大使は「台湾人を再教育する」などと妄言を吐いて、大いに顰蹙を買った。ただ、本人たちにその自覚はないらしい。

▶ 続きを読む
関連記事
初夏の暖かい日差しがカフェの窓から差し込み、木製のテーブルに柔らかな光を投げかけていた。颜さんは静かにカップの中のコーヒーをかき混ぜ、その目には深い思索の色が宿っていた。中国本土での教育を受け、愛国主義を信奉していた彼が、今や全く異なる道を歩んでいる。その眼差しの奥には、言葉にされるのを待つ数々の物語が潜んでいるかのようだった。
【軟肋】 「軟肋(ルヮンレイ)」は肋骨(あばら骨)のことだが、骨折しやすい部位であることから「弱み」の意味でも […]
【潤学】 「潤学(ルンシュエ)」とは、何かの学問分野ではなく、中国の若者が「外国へ移民する方法を求めて、それを […]
【人礦(人鉱)】 「人礦(レンクァン)」を意訳すれば「はじめから“消耗品”として位置づけられた人々」になろうか […]
【羅生門(再)】 前回の「芥川の羅生門を利用する中共の姑息さ」について、筆者の考察が十分でなかったため補足させ […]