台湾軍、金門島で無人機を撃墜 警告射撃するも従わず
台湾陸軍は1日、中国本土にほど近い金門島の規制区域に侵入した所属不明の無人機を撃墜したと発表した。
台湾軍は、警告射撃に従わなかったため防衛射撃を行なったとしている。
ペロシ氏の台湾訪問以降、中国は反発を強め、台湾周辺で大規模な軍事演習を行った。金門島には撮影機材を搭載した無人機(ドローン)が連日のように飛来、8月30〜31日には4機が警告射撃で追い払われた。
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