北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は30日、5月中旬に新型コロナウイルス流行を認めて以来、初めて国内で新たな発熱者が出なかったと報じた。写真はソウルで北朝鮮のニュース映像を見る人たち。5月撮影(2022年 ロイター/Kim Hong-Ji)

北朝鮮、コロナ流行後初「発熱者ゼロ」主張 死者5万人の見方も

[ソウル 30日 ロイター] – 北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は30日、5月中旬に新型コロナウイルス流行を認めて以来、初めて国内で新たな発熱者が出なかったと報じた。

それによると、移動治療部隊が引き続き警戒態勢にあり、最後の患者が完全に回復するまで「流行を検知し阻止する」努力が続けられているとした。29日時点で204人の発熱患者が治療を受けているという。

一方、世界保健機関(WHO)などの専門家はこれまで、感染症対策が効果を上げているという北朝鮮の主張に疑問を呈しており、ソウルの漢陽大学医学部の申栄全教授は29日、死者が最高で5万人に達している可能性があるとの分析を公表した。北朝鮮は7月5日時点で発熱による死者が74人としていた。

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