2021年12月8日、インド太平洋安全保障担当の国防次官補エリー・ラトナー氏 (Anna Moneymaker/Getty Images)

国防次官補、中国の挑発行為を非難 「大事件が起きるのは時間の問題」

米国のインド太平洋安全保障担当の国防次官補イーライ・ラトナー氏は26日、中国共産党はルールに基づく国際秩序を損ない、最終的にはそれに取って代わる広範な戦略を組織的に実行していると指摘した。また、南シナ海における中国軍の「攻撃的で無責任な行動」を非難し、「大きな事件や事故が起こるのは時間の問題だ」と述べた。

ラトナー氏は米シンクタンク戦略国際問題研究所で講演を行い、中国軍は、過去5年間にインド太平洋地域における米国の同盟国や友好国対する攻撃性を劇的に高めていると指摘。同氏によると、この攻撃は「ルールに基づく秩序の核心的要素を解体する」という広範な「統一的戦略アプローチ」の一部であるという。

中国共産党は中国軍を利用して、「我々の集団的決意の限界を組織的に試し」、「新しい現状を推進」していると発言した。

▶ 続きを読む
関連記事
カタールから寄贈された4億ドルの新型ジェット機が、新たな大統領専用機(エアフォースワン)としてお披露目された。「これは世界一豪華な飛行機だ。これほどのレベルのものは、もう二度と作られないだろう」と大統領は語った
イラン戦争の予備的和平合意を徹底検証。オバマ時代の融和策とは一線を画し、圧倒的な軍事力でイランの核野望を挫いたトランプ政権の成果を解説する。国内外の的外れも含む様々な批判を退け、真の中東情勢の地殻変動に迫る
大統領は、生産不足が国家防衛態勢に影響を及ぼす恐れがあると警告した。 米政府は、サプライチェーンのボトルネック […]
6月に東京で開催された「日米拡大抑止協議」共同声明の要点を解説。米国の核を含む日本防衛への関与や、中国の核増強・北朝鮮問題への対応など、最新の日米安全保障連携の最前線に迫る 。
米中央軍がイランに対する「自衛のための空爆」を完了したと発表したわずか数時間後に、今回の攻撃が行われた