カナダのトロントで孔子学院を反対する集会。(大紀元)

名称変更した孔子学院、米大学と再び提携 NASが調査

非営利団体の全米科学アカデミー(NAS)は26日の記者会見で、閉鎖が相次ぐ孔子学院(CI)は、名称を変更して米国の大学と再び提携していると報告した。

孔子学院をめぐって、世界各国の大学に併設され中国語教育を行う一方、スパイ活動や中国共産党の影響力を拡大するための機関として批判されている。トランプ前政権は2020年、中国政府の「外交機関」と認定し、監視を強化すると発表した。

批判の高まりを背景に、全米で同学院を閉鎖する動きが広がった。NASの調べでは、全米でピーク時には118校あったが、現在は18校に減っている。全世界でかつて約550カ所設置されていた。

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米国で行われた世論調査によると、大多数の米国人が国内での中国政府の影響力を懸念している事が明らかになった。
韓国の市民団体が15日午後、韓国ソウルに位置する世界初の孔子学院の前で、学院の閉鎖を促す集会を開いた。主体者側は孔子学院が純粋な中国語教育機関ではなく、中国共産党の宣伝を巧妙に注ぎ込む工作機関であり、「その実体を公開的に知らせるべき」だと主催理由を明らかにした。
ドイツの週刊誌デア・シュピーゲルによると、カーリチェク連邦教育研究省大臣は、自国内のすべての孔子学院の撤廃を求めている。
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