中国企業、米空軍基地付近の土地を購入 地元議員「安保上の懸念」
米政府は、中国企業が今年春にノースダコタ州グランドフォークス市の北部に位置する広い荒地を数百万ドルで購入したことに強く危惧している。米CNBCが1日報じた。
土地を購入したのは中国山東省に本社を置く食品、調味料、医薬品、肥料などを製造する会社、阜豊集団(フフォン グループ)。同社はこの土地を使ってトウモロコシ加工工場を建設する予定だという。
この荒地はフォークス空軍基地から車で約20分の場所にあるという。基地は最も重要な軍用無人機技術を運用しており、新しい宇宙空間ネットワークセンターの本拠地でもある。ノースダコタ州選出の上院議員は、同基地は世界各国に駐在する米軍の通信システムを支える「中枢」であるとその重要性を指摘した。
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