ドカ食いは欲望にまかせた突発的行動で、一時的なものだと思っているかもしれませんが、根本的な原因はそうではありません。(Shutterstock)

やめられないドカ食い その根本原因とは(1)

「フレッシュマン15」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。これは、大学1年生の多くが、家を出て1年目に15ポンド(約6.8kg)太る傾向があることを意味します。実は、冬になると、大人でも同じような現象が起こりえます。寒くなって室内で過ごす時間が増えると、ドカ食いをして服のサイズが大きくなったり、ゆったりとしたスウェットパンツをはくことが多くなります。

いまや、冬だけではありません。過去2年間のコロナ禍において、食べ物は恐怖、不安、不確実性の気分を和らげる効果的な手段にもなっています。食べ物は快適さや喜びをもたらし、また注意をそらすことで暇をつぶせます。当然のことながら、多くの人が結果的に太ってしまい、今では「コビッド15」という固有名詞もあります。

春を迎え、あらゆるものが新しく生まれ変わると、体型も一新して、以前の服をもう一度着られるようにしたい、あるいはウエストゴムのない新しい服が着られるようになりたいと感じるかもしれません。

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