みかんを食べたら、あわてて皮を捨てないようにしましょう。鉢植えはもちろん、庭があれば、このゴミは大いに活用できます。
ウェブサイト「ライフハッカー」では、庭でのみかんの皮の素敵な使い方をご紹介しています。
苗の育成
花を植える場合は、みかんの皮をポット代わりにして苗を育てるとよいでしょう。
みかんは食べる前に半分に切って果肉を取り出し、皮の底に水抜き用の穴を開けておくとよいでしょう。
そして、皮の中に土と種を入れ、芽が出て発育するのを待ちます。苗がある程度大きくなったら、庭の土に植え替えることができます。
害虫忌避剤
みかんの皮に果肉がないことを確認したら、千切りにして庭に撒くと、みかんの匂いを嫌う多くの虫やネズミの忌避剤になります。
乾燥したみかんの皮は効果が薄れるので、乾燥してきたら必ず取り替えてください。
ナメクジをおびき寄せ、駆除する
庭のナメクジなどの害虫を駆除したい場合は、みかんの皮半分(上述の鉢のようなもの)を庭に置き、ナメクジを狩る餌にするとよいでしょう。
翌朝、みかんの皮の中にナメクジがいる可能性が高いです。このとき、みかんの皮ごとナメクジを取り除くことができます。
天然の害虫忌避剤を作る
ナメクジだけでなく、アブラムシ、アリ、コナジラミ、コバエなどの害虫も、庭によくやってくる不要な生物です。みかんの皮を天然の虫除けとして使えば、虫を寄せ付けません。
鍋にみかんの皮と水1カップを入れ、沸騰するまで10分ほど茹で、火を止めます。お湯が冷めたら、瓶に詰めます。3〜4日に一度、家庭や庭に散布するとよいでしょう。
植物の肥料として使用
みかんの皮を若木の育成や庭の害虫駆除に使うと、皮に含まれるリン、窒素、カリウムも植物の栄養になります。
(翻訳・井田千景)
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