子供たちは「甘いものが大好き」です。そのため、添加糖を含む食品を多く与え過ぎると、体の発育に不可欠な栄養が不足してしまうのです。(muse studio/Shutterstock)

専門家からの提言「2歳以下の子供には添加糖を与えないで」

添加糖(てんかとう)とは、乳製品や果物などの食材が本来もっている自然糖ではなく、その食品の製造過程で「甘味として後から加えられる糖」のことです。

例として、砂糖、きび砂糖、ハチミツ、メープルシロップ、ココナッツシュガーなど、非常に多くの添加糖があります。それには、天然の甘味料もあれば、人工甘味料もあります。

本稿の結論を先に述べると、専門家の意見として「生後12カ月から24カ月までの乳幼児には、添加糖をほとんど与えない、あるいは全く与えないようにする」ということです。

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