エリオットがLME提訴、ニッケル取引停止「違法」と主張
[香港 6日 ロイター] – ロンドン金属取引所(LME)が今年3月、ニッケル価格の高騰を受けて取引の停止・取り消しに踏み切ったことを巡り、ヘッジファンドのエリオット・アソシエーツは4億5600万ドルの損害賠償を求めてLMEを提訴した。LME親会社の香港取引所が6日発表した。
香港取引所の発表資料によると、訴訟はエリオット・アソシエーツとエリオット・インターナショナルが、LMEとLMEクリア・リミテッドを相手取り6月初めに英国の裁判所で起こした。
ウクライナ情勢の緊迫化と対ロシア制裁で供給不安が広がったことから、LMEでは3月8日の取引でニッケル価格が数時間で倍に高騰。LMEは取引停止・取り消しという異例の措置を取った。
関連記事
フランスの血液保管施設がサイバー攻撃を受け、冷凍庫の設定温度が最高110度に改ざんされた疑いが浮上。血液製剤に被害はなかった。欧州各国でも冷蔵・冷凍設備へのハッキング被害が報告されている
英国議会の委員会が、中国製コネクテッドカーやIoT機器の安全保障リスクを警告。中共による情報収集や遠隔操作を懸念し、重要インフラへの導入制限を提言した。英国の大学と中共軍関連機関の共同研究にも警鐘
欧州7か国でスーパーの冷蔵・冷凍設備を狙ったサイバー攻撃が相次いでいる。ハッカーが設定温度を最高50度に変更し、大量の食品が傷んで廃棄された。フランスでは最大700店舗が被害を受けた。各国当局が調査している
10月31日、ドイツやフランス、スイスなど欧州各地で物価高や教育問題、緊縮財政に抗議する大規模デモが発生。一部では暴動に発展し、店舗の略奪や警察との衝突が起きた。過激派の関与も指摘されている
欧州が再び不穏な状況になっている。10月30日、イタリア各地で大規模な抗議活動が発生した。フランスとドイツでも、市民が10月31日に街頭デモを行う準備を進めている。ドイツの当局者は、フランスの混乱がドイツでも繰り返される可能性を懸念している。