6月6日、韓国と米国は、北朝鮮が5日に短距離弾道ミサイルを発射したことを受け、韓国東岸沖に向けて地対地ミサイル8発を発射した。聯合ニュースが6日に報じた。写真は5月25日に韓国で行われた、米韓合同の実弾射撃演習で発射される地対地ミサイル。提供写真(2022年 ロイター/ Joint Chiefs of Staff/Yonhap)

米韓が地対地ミサイル8発発射、北朝鮮けん制 5日の発射受け

[ソウル 6日 ロイター] – 韓国と米国は6日、北朝鮮が5日に短距離弾道ミサイルを発射したことを受け、韓国東岸沖に向けて地対地ミサイル8発を発射した。韓国国防省当局者が確認した。

聯合ニュースが6日に報じたところによると、韓国軍は発射について、北朝鮮のミサイル発射地点や指揮・支援センターに対する「精密攻撃の能力と準備」を示すものと説明した。

米韓両軍は6日午前4時45分から約10分間にわたり8発を発射した。

韓国国防省の当局者は、米陸軍戦術ミサイルシステム(ATACMS)が8発発射されたことを確認した。

北朝鮮は5日、短距離弾道ミサイル8発を東岸沖に向けて発射。1回のミサイル発射としては過去最多とみられている。

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