あらゆる機会で日本が主張してきたことが浸透=G7会合で経産相
[東京 27日 ロイター] – 萩生田光一経産相は27日の閣議後会見で、ドイツで開かれている主要7カ国(G7)の気候・エネルギー・環境相会合で焦点となっている石炭火力への日本の方針について「安定供給を大前提に、比率をできる限り引き下げていくことが基本」との考えを繰り返した上で、「今まであらゆる機会を通じて日本が主張してきたことが浸透している」と述べた。
萩生田経産相は、2030年に向けて、非効率石炭火力のフェードアウト(段階的な縮小)を着実に進めるとともに、50年に向けては水素・アンモニアやCCUS(二酸化炭素の回収・有効利用・貯留)を活用することで、脱炭素型の火力に置き換えていく取り組みを促進していくとした。
また、天然ガスについては「エネルギーの安定供給を確保し、ロシア産天然ガスへの依存度を低減するため、ロシア以外へのLNG(液化天然ガス)の投資や上流開発投資の通じて、供給減の多角化を図る」とした。
関連記事
米特許訴訟で約370億円の支払いを命じる陪審評決を受け、キオクシア株がストップ安に急落した。同社は評決を容認できないとして、控訴を含む法的措置を講じる方針である
クレジットカード決済代行の全東信が破産し、加盟店への未払いは約53億円に上る。制度上、決済代行業者への監督が不十分な点が浮き彫りとなり、政府は相談窓口や資金繰り支援を開始。規制強化の是非も議論されている
政府は光通信用半導体の量産計画を認定。富山・新潟に約6千億円を投資し、最大1600億円を助成する。AI時代の電力課題に対応し、国内サプライチェーン強化と生産拠点分散を進める
日中関係の緊迫化に伴い相次ぐ邦人拘束やレアアース規制。資源依存からの脱却と経済安全保障の強化を迫られる中、ビジネスの建前を排し、自由と尊厳を守る独立国家としての「本心」に目覚め始めた日本を描く論評
政府は、経済財政運営の基本方針である「骨太の方針」原案について、日本銀行の独立性に配慮した文言へと再修正する方向で調整に入った。原案の文言が「日銀の利上げをけん制している」と受け止められ、長期金利はおよそ30年ぶりの水準まで急上昇した