「コロナ遺伝子データを中国側の要請で取り下げ」米衛生当局が自認
米国立衛生研究所(NIH)のローレンス・タバック(Lawrence Tabak)所長代行は、中国の科学者の要請でNIHが新型コロナウイルス(中共ウイルス)の遺伝子データを非公開にしたことを認めた。
11日付の米紙ニューヨーク・ポストによると、タバック氏は5月11日、下院歳出委員会の公聴会で、NIHが中国武漢市の中共ウイルス流行初期の遺伝子配列データを「一般公開から外した」が、研究者は依然としてデータ保存用の「テープドライブ」を通じてデータにアクセスすることができると述べた。
公聴会では、ハイメ・ヘレラ・ボイトラー下院議員(共和党・ワシントン選出)がタバック氏に、NIHが中国の要求に応じた理由を説明するよう求めた。
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[上海 25日 ロイター] - 英国のケント大学が行った新型コロナウイルスの発生時期に関する調査によると、ウイルスの感染例が中国の武漢で初めて確認されたよりも2カ月ほど前、ウイルスが既に中国国内で広がり始めていた可能性があることが分かった。 ケント大学は、学術誌「PLOS Pathogens」に掲載された論文で、新型コロナウイルスが発生したのは2019年10月初旬から11月中旬にかけてと推定。
英文大紀元が最近独自に入手した情報によると、米国の科学者は、初期の武漢新型コロナウイルス(中共ウイルス)感染症患者のサンプルに、遺伝子組み換えヘニパウイルス(Henipavirus)が存在すると確認した。
新たな文書は、動物学者のピーター・ダザック氏が率いる米NPO団体、エコヘルス・アライアンスと中国の武漢ウイルス研究所が機能獲得実験を利用して、コロナウイルスに「ヒト特異的切断部位(human-specific cleavage sites)」を人為的に挿入し、ヒト細胞への感染力を高める計画をしていた詳細を記している。
マルコ・ルビオ米上院議員と他15人の共和党上院議員は11日、中共ウイルス(新型コロナウイルス)の起源と疑われる研究所に対して信頼できる国際調査を許可しない限り、中国政府関係者や科学者に制裁を課すことを可能にする法案を提出