ヘリテージ財団で講演するマルコ・ルビオ上院議員。2022年3月29日撮影(Drew Angerer/Getty Images)

米上院議員、台湾への武器売却を早急に進める法案を提出

米共和党のマルコ・ルビオ上院議員は台湾への武器売却を早め、中国からの攻撃や侵略に防衛できるよう合同軍事訓練を向上させることを目的とした法案を提出した。この法案は、ロシアの戦争により米国から台湾への武器供与が遅延する可能性が報じられるなか、発表された。

「力を通じた台湾の平和法案(Taiwan Peace Through Strength Act)」と呼ばれるこの法案は米国防総省に対して、台湾防衛のために、米国の計画を年次評価させ、米国の防衛関連企業の中国での事業を禁止することを要求している。

同法案は台湾への武器売却を他の国よりも優先させるものとなる。さらに台湾への武器売却を年間20億ドルまで許可している。米台のハイレベルな軍事メカニズムを構築し、包括的な共同訓練プログラムを設定して、両国の軍隊の相互運用性の実現につなげることも含まれる。

▶ 続きを読む
関連記事
米軍が2026年の部隊配置を見直し、インド太平洋地域で中共軍への対抗を強化。第1列島線を重視し、日本・フィリピンとの連携や長距離ミサイルの配備を進めている。台湾有事を見据えた米軍の戦略とは
米陸軍が中共軍を最重要の警戒対象に位置づけ、第1列島線での部隊・弾薬の事前配備を重視。台湾有事への備えを進める米軍の新たな作戦指針とは
中国の人気俳優が台湾への入境を拒否された。過去の政治的な言動が問題に。中国政府の抗議に、台湾側も反論
台湾で習近平を風刺したコメディアンが、汚物をかけられた後、車ではねられ負傷。検察は中国籍の人物が45万台湾ドルで襲撃を依頼した疑いを指摘し、台湾人5人を起訴。台湾当局は中国共産党による越境弾圧を強く非難
台湾・台北市長選の最新世論調査で、民進党の沈伯洋氏が支持率50.3%を獲得し、現職の蔣万安氏を17ポイント上回った。若者や女性の支持拡大、無党派層の動向など、選挙戦の変化を伝える