仏ストラスブールにある欧州議会本部前にはためく欧州連合(EU)加盟国の国旗 (Photo by PATRICK HERTZOG/AFP via Getty Images)

欧州議会、中国政府の強制的な臓器摘出を非難する決議を採択

欧州議会は中国政府が行っている強制的な臓器摘出について「深刻な懸念」を表明し、加盟国がこの虐待を公に非難することを求める決議を採択した。

採択後の5月5日、欧州議会は「中国の囚人、特に法輪功学習者に対する持続的・組織的・非人道的な臓器狩りが国家公認の形で行われているという報告について、深刻な懸念を表明する」という声明を発表した。「生きている死刑囚や良心の囚人から臓器を摘出する行為は、人道に対する罪に相当する」という議員たちの考えが表明された。

数か月間かけて迫害経験者の証言や医学専門家らの意見を検証した独立委員会である中国民衆法廷は2019年、「中国政権は長年にわたり、臓器移植のために良心の囚人の相当数を殺害してきた。現在でも繰り返されている行為は、人道に対する罪に相当し、被害者の多くは拘束された法輪功学習者である」と明らかにした。

▶ 続きを読む
関連記事
米国の著名ジャーナリスト、ヤン・エキレック氏が「中共の生体臓器収奪問題」を暴露した『Killed to Order』はベストセラーリストにランクインした。本書のベストセラー化は、決して単純な出来事ではない
中国本土で臓器移植事業の全面調査と一時停止を求める署名活動が起き、3月26日時点で約800人が参加した。この署名活動を立ち上げた広州市民、高飛さんはその後、当局から事情聴取を求められ、ネット上の発信も相次いで封じられた
エポック・タイムズ上級編集者で、番組『米国の思想リーダーズ』の司会であるヤン・エキレック氏が執筆した『受注に応じた殺人:中国の臓器収奪産業と米国最大の敵の実像』が米紙ニューヨーク・タイムズのハードカバー・ノンフィクション部門ベストセラーにランクインした
3月22日、中国共産党による臓器収奪の実態を追ったドキュメンタリー「国家の臓器」の上映会が名古屋市で開かれた。来場の識者からは「これは人権以前の問題だ」との指摘が相次ぎ、国際社会に向けた問題提起の必要性が改めて示された
江沢民派のフィクサー、曽慶紅。豪邸購入や国有資産横領にまみれた一族の腐敗から、南アフリカでの暗殺未遂、臓器収奪への関与まで、その権力掌握の足跡と法輪功迫害に加担した「血債派」の闇の真相に迫る