米下院、台湾のWHO復帰支援法案可決 大統領に送付
[ワシントン 27日 ロイター] – 米下院は27日、台湾の世界保健機関(WHO)総会へのオブザーバー参加復帰を支援する法案を全会一致で可決した。国務省に復帰計画の提出を求める。
上院は昨年8月に可決しており、法案はバイデン大統領に送付された。議会関係者によると、バイデン氏が署名して成立する見通し。
台湾は、中国の反対でWHOなど多くの国際機関から排除されている。WHO総会へのオブザーバー参加は2017年に停止された。
関連記事
台湾立法院は26日、野党・国民党および民衆党が提出した頼清徳総統に対する弾劾案について、来年5月19日に全院委員会での審査および総統本人の招致を行うと決めた。仮に頼清徳総統が弾劾された場合、日本にも大きな影響が出る可能性もある
台湾を訪問している自民党の河野太郎元外相らが26日、頼清徳総統と会談した。河野氏の訪中は11年ぶり。
台湾中央気象署によると、24日午後5時47分ごろ台湾東部の台東県付近でマグニチュード6.1の地震が発生した。最大震度は台東卑南で5弱。各地で震度1~4を観測し、防災警報(国家級警報)が発令された
頼清徳総統は、訪台した日本の国会議員団と会談し、サプライチェーンのリスクや経済安全保障を巡り、日台の連携を一層深める必要性を強調した。
世界が注目。ブルームバーグが選ぶ2026年の旅行先に台湾。夜市の熱気と食文化で、台北が存在感を強めている。