2022年4月24日、上海市で市内を行き来する衛生担当者(Photo by HECTOR RETAMAL/AFP via Getty Images)

上海のテスラ、アップル供給工場で「数千人が感染」従業員語る

上海では、中国共産党の厳しい「動態清零(ゼロコロナ政策)」が実施されているが、感染症の流行は中国国内に広がり続けている。米電気自動車大手テスラのアクセサリーや、米IT大手アップルのノートパソコンを生産している電子大手「クアンタ(広達電脳)」で働いている複数の従業員は最近、大紀元の取材に応じ「数千人の労働者が感染しており、外部に助けを求める声は黙殺されている」と語った。

人口2600万人の巨大都市である上海は、3週間以上にわたって封鎖され、中国経済と国際的なサプライチェーンに深刻な影響を与えている。上海市当局は16日、製造業の生産再開を後押しようと、企業向け「生産再開の疫病予防抑制ガイドライン」を発表した。

中国官製メディアの新華社通信は、広達電脳の上海工場群「QSMC」(松江輸出加工区)にある2工場が、15日から部分的に生産を再開したと報じている。しかし、従業員の話では、同社は依然としてコロナ感染に直面し続けている。

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