2021年4月21日、上院商務科学運輸委員会の公聴会で発言するマルコ・ルビオ上院議員 (Graeme Jennings/AFP via Getty Images)

国境を越えた弾圧に苦しむウイグル人を支援 米議員、法案提出

米上院議員のマルコ・ルビオ氏は7日、米国内外のウイグル人への支援を強化する「ウイグル政策法」を発表した。中国共産党は宗教団体や反体制派への国境を越えた弾圧行為を拡大しており、人権侵害に苦しむウイグル人の状況改善を図る。

法案は新疆ウイグル自治区の収容施設への立ち入りや、拘束されたウイグル人の解放に向けた中国共産党幹部との外交会談で国務省が用いる戦略を求めるほか、ウイグル人の人権活動家を米国報道プログラムに招き中国共産党による弾圧行為の国際的な認識を高めるよう要求する。

ルビオ氏は声明で「中国共産党は、ウイグル人をはじめとするイスラム系民族に対する大量虐殺や人権侵害といった醜悪な弾圧政策を展開している。米国はこのような恐ろしい虐待を前にして、黙っていることはできない」と述べた。

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