新研究!少量のアルコールは心血管系に良いというのは誤解だった
これまでの観察から、少量のアルコールは心臓血管の健康に有益であることが分かっていましたが、最新の大規模データ研究により、少量のアルコールでも心臓の健康に有害であることが明らかになりました。
この研究には、マサチューセッツ総合病院、マサチューセッツ工科大学(MIT)ブロード研究所、ハーバード大学の研究者が参加しています。
研究グループは、英国の大規模な生物学的データベースであるバイオバンクに登録された37万1463人の成人のデータを分析し、この結果を得ました。これらの人々の平均年齢は57歳で、一人当たり週に9.2杯のお酒を飲んでいました。
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