2021年1月27日、上海の黄浦区で、防護服を着た保健員が消毒剤を散布する様子(STR / AFP)China OUT(Photo by STR/AFP via Getty Images)

仏上海総領事館「親子を引き離さないで」 隔離施設で泣き叫ぶ乳幼児の姿が話題

フランスの在上海総領事館は3月31日、欧州連合(EU)の24カ国の加盟国を代表して中国上海市政府に書簡を送り、「いかなる状況でも、親子を引き離してはならない」と求めた。中共ウイルス(新型コロナ)の感染が拡大する同市では、親子を別々の隔離施設で隔離している。

仏総領事館は書簡の中でほかに「濃厚接触者は自宅で隔離する」「医療支援を迅速に提供する」「自宅に残されたペットに餌を与える」など6つの要望を提示した。

上海市は3月28日、市を東西2つのエリアに分けて順番に都市封鎖を実施した。4月1日、東部地域での都市封鎖は解除される予定だったが、感染が依然として拡大しているため、市は1日以降も続けると発表した。現在、市のほぼ全域が封鎖されている。

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各方面は、感染力の強いオミクロン株が急速に広まるにつれ、都市封鎖という同対策は限界に近づくと予想している。
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