中国タクラマカン砂漠。(まあこ / PIXTA)

砂漠を越え九死に一生を得た 玄奘三蔵の生涯(中)

玄奘法師は、しばらく多くの寺院を訪ねて勉強した後、何年間にもわたって、さまざまな場所で仏典を講義し、問答をしている中で、特定の問題について人々の意見や解釈が大きく異なっていると感じました。

唐代の貞觀元年(西暦627年)、玄奘は経典を学ぶために西方に行き、寺院で経験を積む決心をしました。しかし、唐が成立した当時はまだ国境が不安定で、国外への出国は非常に厳しいものでした。彼はインドに行く許可を申し出ましたが、許可されませんでした。したがって、西方に行きたいなら、密出国しかありませんでした。

ところが、その年は飢饉だったため、朝廷は人々が外地で生計を立てることを許可しました。これを機に玄奘は西の西安から秦州、蘭州、そして涼州へと旅をしました。

▶ 続きを読む
関連記事
突然の不調に、足がヒントをくれる?中医学と最新研究から読み解く足反射ゾーンの仕組みと、自宅でできるやさしいケア法を解説。見る・触れるだけでわかる体からのサインも紹介します。
助ければ感謝されるとは限らない——イソップ寓話「オオカミとツル」が伝えるのは、人の善意と期待の落とし穴。
年齢を重ねても、人は成長できる。停滞から抜け出し、もう一歩前へ進むための具体的なヒントとは?忙しい日常の中でも実践できる「視野を広げる7つの方法」を分かりやすく紹介します。
汗はただの体温調節ではない?最新研究によると、汗には体の状態を映す「健康のサイン」が含まれ、糖尿病や神経疾患などを症状が出る何年も前に示す可能性があるといいます。ウェアラブル技術とAIで進む「汗による健康チェック」の最前線を紹介します。
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は3月10日、東京ドームで1次リーグC組の1試合が行われ、日本代表はチェコ代表に9-0で勝利し、4戦全勝で首位通過を決めた。