米、ロシアのサイバー攻撃を警告 インフラ企業に警戒強化要請
[21日 ロイター] – バイデン米大統領は21日、声明を発表し、米国などが「ロシアに前例のない経済的代償を負わせた」ことを受けてロシア政府がサイバー攻撃を仕掛ける可能性があると警戒を呼び掛けた。
ニューバーガー大統領副補佐官(サイバー・新興技術担当)は、情報機関の分析に基づく警告だと説明。重要インフラを担う米企業に警戒態勢の強化を求めた。
同補佐官は、ロシアがサイバー攻撃を「準備」する動きを確認しており、多数の米企業を標的にしていると述べた。ただ、攻撃が実際に起きるかは「確実でない」とした。
標的となる可能性のある米企業数百社に最近、機密情報を提供したことも明らかにした。
関連記事
2024年の大統領選でトランプ氏が再勝利。民主党の支持基盤崩壊が明らかに。有権者は過激な理念より実利を重視し、政治のダイナミクスが大きく変化している
トランプ氏が迅速に新内閣を発表し、支持者から絶賛。一方、ロサンゼルス・タイムズは中立的報道を目指し改革を開始。米国政治とメディアの新たな潮流が注目されている
米国のトランプ次期大統領は17日、通信・放送分野の規制機関である米連邦通信委員会(FCC)の委員長にブレンダン […]
次期大統領は2024年大統領選挙での勝利から1週間後に閣僚を承認する。
米南部フロリダ州の司法長官は、米連邦緊急事態管理局(FEMA)の長官と職員に対し、「トランプ次期大統領を支持するような掲示物がある住宅を調査対象から除外するよう局内で指示した」として法的措置を取ると発表した。