ドイツ・ハレにあるヘンデルの記念碑。(Shutterstock)

バロック音楽の巨人ヘンデル (上)

バロック音楽の代表的な人物であるヘンデルは、バッハと同い年で1カ月ほど年上である。故郷はバッハの生誕地アイゼナハから165キロしか離れていないザクセン=アンハルト州のハレだったが、二人は一度も会うことはなかったという。

バッハはライプツィヒの教会で宗教的なポリフォニー(多声音楽)に専念し、ヘンデルはロンドンの劇場で世俗的なホモフォニー(和製音楽)を演奏した。バッハは子だくさんで貧しい生活を送ったが、ヘンデルは名声が高く、生涯独身であった。二人の境遇は全く違うが、結局最後は同じような音楽創作をしていたのである。

18歳の時、ヘンデルは理容師の父の希望に従い、大学で法律を学んだが、彼の心は音楽を創ることに向いていた。彼のオペラは成功し、十分な資金を得た彼は、オペラの王国イタリアに留学することになる。 そして30歳になる前に人気の作曲家となった。ヘンデルは英国に渡って、アン女王とジョージ1世に認められ、宮廷楽長に任命され、英国に帰化することになった。

▶ 続きを読む
関連記事
現代の日本が抱える健康問題や少子化、環境問題に対し、根源である「土」から解決をめざす。独自の堆肥化技術を展開する葉坂プラントの葉坂社長は、失われつつある「日本人の心」と命の循環の回復を掲げ、発信を続けている
春のアレルギーは体質や生活習慣とも関係。栄養・腸内環境・ストレスなど多角的に整えることで、症状の緩和をサポートする方法を紹介します。
コウライキジやキンケイなど、世界に存在する美しいキジ6種を紹介。自然の中で輝く色彩と個性豊かな姿は、まさに「生きた芸術」です。
苦味は代謝や炎症、消化に関わる重要な働きを持つことが研究で明らかに。苦い食材を適度に取り入れることで、体のバランスや健康維持を支える可能性があります。
コップに残した水、翌日も飲んで大丈夫?意外と知らない「12時間ルール」と細菌リスク、さらに温かい水と冷たい水の違いまで、専門家の見解をもとにわかりやすく解説します。