中国CCTVキャスター、ウクライナ国旗色姿で連帯示すも「あとの祭り」と批判
中国国営テレビCCTV国際放送3月1日のニュース番組に出演した女性キャスターは、ウクライナ国旗の色に合わせて黄色いシャツにブルーの上着を着用した。ロシアから侵攻を受けている同国への連帯を示す演出とみられる。
中国メディアはこれまでロシア支持の論調を展開していたが、ロシア軍の苦戦を伝えられると、方向転換したようだ。これには「あとの祭り」との批判が上がっている。
侵攻を開始した直後の2月25日、CCTVや新華社などの主要官製メディアは、2日足らずで「その正確かつ迅速な攻撃」でキエフ周辺まで進んだとロシア軍を持ち上げ、ウクライナ軍は兵力・装備・補給不足で勝ち目はないという論調が目立っていた。
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