台湾で大規模停電 高雄の発電施設が原因か 現場は復旧急ぐ

3日午前9時頃(日本時間午前10時頃)、台湾全土で大規模停電が発生し、信号機が停止するなどの影響が出ている。当局は南部の高雄市にある発電所の事故が原因と発表した。蔡総統は原因究明と早期復旧を指示した。

報道によると、停電の影響は、台北市から中部の台中市、南部の高雄市までほぼ全域に及んだ。台北で道路の信号が消える様子が確認されたほか、各地でエレベーター内で人が閉じ込められるなどのトラブルが発生している。けが人が出ていないという。

台湾経済部(経済省)の王美花部長は午前の記者会見で、高雄市南部の発電所で起きたトラブルが原因だと説明し、謝罪した。政府は現在、緊急対応センタ―を設立して対処を急いでいる。

▶ 続きを読む
関連記事
米銀行大手のJPモルガン・チェース、バンク・オブ・アメリカ、シティグループの各最高経営責任者(CEO)は21日 […]
バイデン米大統領は18日、米CBSテレビのインタビューで、中国が台湾に侵攻すれば米軍が防衛すると明言した。台湾 […]
米上院外交委員会は14日、台湾への関与を強化する「台湾政策法案」(Taiwan Policy Act)を賛成1 […]
台湾の半導体大手、聯華電子(UMC)創業者の曹興誠(ロバート・ツァオ)氏(75)は1日、台湾軍と連携して活動で […]
台湾の民間シンクタンク、台湾民意基金会は16日、ナンシー・ペロシ米下院議長の台湾訪問や中国軍の軍事演習などに関 […]