ウクライナ侵攻、中国北京大などの卒業生130人超 反戦声明に署名
中国の名門大学、北京大や清華大などの国内外にいる卒業生130人あまりは2月28日、ロシアによるウクライナ侵攻に反対を表明した。活動は中国当局に対して、当局が1994年に署名した「ウクライナへの安全保障提供に関する中国政府の声明」に基づき、ウクライナに安全保障を履行するよう求めている。
署名活動は、南京大学の孫江教授、北京大学の王立新教授らが26日、SNS微信(ウィーチャット)に投稿したロシアのウクライナ侵攻に対する非難声明に呼応したものだ。孫江教授らは声明のなかで、ロシア政府とプーチン大統領に戦争を直ちに停止し、話し合いで両国間の紛争を解決するよう求めた。
声明が発表された2時間後、中国当局は同声明をネット上から削除し、声明に関する情報へのアクセスをブロックした。
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