米国防総省、防衛戦略を議会に伝達 中国は「最大の脅威」、ロシアは「深刻な脅威」
米国防総省は28日、国家防衛戦略を米議会に伝達した。バイデン米政権では初となる。同省が発表した概要によると、ロシアによるウクライナ侵攻が起きた後においても中国(共産党)は引き続き最大の焦点であると明確にした。
概要によれば戦略は多くの領域で高まる中国の脅威に対処する国土防衛を重視し、同盟国やパートナーに対する戦略的攻撃を抑止することを掲げた。さらに侵略を抑止しつつ、必要な場合には紛争に勝利を収める準備を行う。くわえてインド太平洋地域における中国の課題、次にヨーロッパにおけるロシアの課題を優先するとした。
戦略は中国を「最も重要な戦略的競合相手」と定め、「抑止力を維持・強化するために国防省は緊急に行動する」とした。次にロシアを「残忍でいわれのないウクライナ侵攻で示されるように深刻な脅威を与える」存在と位置付け、NATO同盟国やパートナー国と協力して抑止力を強化する。そして北朝鮮、イラン、暴力的過激派組織など、その他の根強い脅威を管理する能力を維持する。
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