徽州商人のお膝元黄山市歙県の牌坊群(パブリックドメイン)

【財商天下】400年にわたりビジネス界を席巻した安徽商人の伝説(4)

「天命を尊ぶ」「世の中を助ける」という儒教の思想の影響を受けていたので、多くの徽州商人は儲けた後、慈善事業や公共福祉に熱心でした。

道路や橋の建設、貧民の救済、乳幼児の育成、学校の運営など、商人たちは惜しみなく寄付をしました。このような話はたくさんあります。

たとえば、明朝万暦年間に、饒州へ行った米商の湛静瑞は、現地の穀物が不作で、飢饉が深刻であることを知りました。そこで無数の被災者の命を救うために、米4200石をすべて寄贈しました。

▶ 続きを読む
関連記事
がん再発への不安から食事を制限しすぎると、筋肉まで失われることがあります。体力と回復力を支える食べ方を見直します
街角のハトは、ただの迷惑な鳥ではありません。肝臓で方角を読み、人の顔を覚え、絵画も見分ける驚きの能力を紹介します
ストレスやトラウマは、体の緊張や呼吸に残ることがあります。体の感覚から心の回復を支えるソマティック療法を解説します
教室にスクリーンが増えるほど、子どもは本当に学びやすくなるのか。教師との対話、紙で考える時間、学力低下の関係を見直します
大英博物館で公開された名画『女史箴図』。単なる女性への戒めではなく、天地の理や人倫の調和、そして愛や情を永く保つための「節度」と「内面の美」を描いた本作から、現代の家庭にも通じる真の生き方を読み解く