嫉妬の副作用が危険なのは、それが理性を失わせ、不幸を招くからです。 (golubovy / PIXTA)

嫉妬 なぜ他人の良いところを見ることができないのか?

編集者注:

嫉妬は毒蛇のように、自分の魂を食い荒らし、人間関係を毒してしまうのです。それでも、誰の潜在意識にも深く潜んでいる魔物であることは認めざるを得ません。嫉妬を克服するには、世界の多様性に心を開き、共感をもって他者を受け入れることを学び、極端な心理的アンバランスのコンプレックスから抜け出さなければならないのです。

人はどのような場面で嫉妬心を抱くのでしょうか。4つの要素があります。

1. 相手との距離感。

2. 自分より低いレベルの人が、自分より高いレベルになること。

3. 自分が気になる、関心のある分野で、相手が自分より優れていること。

4. 自分の無能さを公的に指摘されること。

もちろん、4つの要素が同時に揃えば、嫉妬はより強くなります。

例えば、ビル・ゲイツ氏やマーク・ザッカーバーグ氏に強烈な嫉妬心を抱いているサラリーマンは少ないと思います。あるいは、若手社員であれば、話す機会の少ないマネージャーが部長に昇進しているのを見ても、悪い気はしないものです。たとえ、「あの人は誰」と疑問に思うことはあっても、「憤り」は感じません。それは、相手がすでに自分より優れていて、距離が遠いからです。

▶ 続きを読む
関連記事
紀元前6世紀のアテナイで、深刻な貧富の格差から生じた負債奴隷の危機を救った伝説の政治家ソロン。独裁を拒み、富裕層と貧困層の「共通の盾」として中庸を貫いた彼の法改革と、正義を重んじた生涯を解説
魚に含まれるオメガ3脂肪酸やコリンは、子どもの脳や行動の発達に関わる可能性があります。研究結果と注意点、食べやすくする工夫をあわせて紹介します。
その不調、実はストレスではなく神経のサインかも?闘争・逃走モードにとらわれた体が発する9つの兆候と、気づくためのヒントをやさしく解説します。
子どもに本物の芸術体験を――その第一歩は家庭から。日常の中で無理なく文化に触れられる8つのアイデアを通して、感性と好奇心を育てるヒントを紹介します。
ふとした笑いやユーモアが、気持ちを軽くし、人とのつながりを保つ助けになることがあります。ただし、その使い方には少し注意も必要なようです。