中国、リトアニアと台湾に複数のフェイクニュース 分断図るためか
台湾との関係を強化しているリトアニアに関するニセ情報が飛び交っている。台湾独立党派、基進党の陳子瑜氏は米政府系メディア、ラジオ・フリー・アジア(RFA)に対して、中国は台湾とリトアニアの分断を図っていると分析した。
台湾タバコ酒会社が買い取った、中国に通関拒否されたリトアニアのラム酒をめぐって、中国の政府系ウェブサイト「観察者網」は記事で、台湾で中国のネット通販価格の4倍に当たる600台湾ドル(約2500円)で販売されていると、台湾企業が価格をつり上げているかのように報じた。
同社や台湾当局は「ヨーロッパ、シンガポール、香港よりも安い」と反論した。「観察者網が安いと主張するリトアニア産ラム酒は産地が明示されておらず、比較の対象として妥当ではない」と示した。
関連記事
訪日中のランズベルギス・リトアニア外相は6日、松野博一内閣官房長官や鈴木貴子外務副大臣らと会談した。ロシアのウ […]
22カ国の議会と200あまりの議員からなる対中強硬派国際議連「対中政策に関する列国議会連盟(IPAC)」の英国 […]
[台北 15日 ロイター] - 台湾外交部(外務省)は15日、中国がリトアニアに差別的な貿易措置を取ったとして欧州連合(EU)が世界貿易機関(WTO)に提訴した問題で、EUを支援するため、台湾が米豪とともに協議に参加したことを明らかにした。 EUの欧州委員会は先月、中国がリトアニアに対し貿易面で差別的措置を取り、EU単一市場の保全を脅かしているとしてWTOに提訴した。 中国は、台湾が「台湾」の名を
リトアニアのランズベルギス外相は10日、一時的な物価や電気料金の上昇は考えられるが権威主義の中露への依存からは脱却すべきだと語った。また中露がもたらす密接な課題に対処するため世界規模の協力が必要だとした。訪問先のカナダの
豪州を訪問中のリトアニアのランズベルギス外相は9日、威圧行為を強める中国共産党を「ルールに基づく国際秩序を破壊する者」と表現した。この課題に戦略的に対処するため、民主主義的価値を共有する国々の団結を訴えた。両国は中国共産