ジョコビッチ追放は言論の自由をめぐる「危険な」前例を作った=豪州の法律団体体

世界ランキング1位の男子テニス選手、ノバク・ジョコビッチ氏が「反ワクチン感情」をかき立てる可能性があるとして、オーストラリア政府が同氏を国外退去させたことを受けて、法律専門家らは、COVID-19などの話題に関する言論の自由をさらに蝕みうる「危険な」前例だとして、警告している。

政府閣僚らは、ジョコビッチ氏の追放は「健康・安全・秩序を保つため」だと主張しているが、スコット・モリソン首相の声明によると、裁判所の文書は違った理由を示している。

連邦裁判所に提出された258ページの宣誓供述書の中で、オーストラリアのアレックス・ホーク移民大臣は、ジョコビッチ氏は「ワクチン接種を受けていない有名人」であり、他のワクチン未接種のオーストラリア人が「ワクチン接種を拒否し、ワクチン反対派の見解を強化し、ブースター接種の減少」を招きかねないと主張している。

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