写真は、メイドゥムにある崩れピラミッドです。( wonderland / PIXTA)

世界中のピラミッド(28)エジプト

メイドゥムピラミッド

メイドゥムピラミッド(Pyramid of Meidum)はエジプト第4王朝の創始者である、スネフェルの墓です。

メイドゥムピラミッドの外観は部分的に崩壊したため、今では、内部の核心部分だけが佇んでおり、奇妙な形のピラミッドとなっています。基壇の丘は自然のものではなく、実際、ピラミッドが崩壊した時の落石や角礫が積み重なってできたものです。

ハワーラのピラミッド

ハワーラ(Hawara)遺跡には、第12王朝、アメネムハト3世のピラミッドがあります。推測によると、ハワーラのピラミッドも、ダハシュールのピラミッドの中の黒いピラミッド(Black Pyramid)も、ともにアメネムハト3世によって建設され、そして、ハワーラのピラミッドが彼の最後の落ち着き先だと言われています。

エル・ラフンのピラミッド

エル・ラフンにはセンウセレト2世のピラミッドがあり、エジプトの中では、最南端の王室のピラミッドです。建設者は、12メートルの高さの天然の石灰岩を巧妙に利用してピラミッドの核心にし、これにより、当時の建築工程を大幅に減少させました。

(つづく)

――正見ネットより転載

(作者・意文/翻訳編集・天野秀)

関連記事
スタンフォード大学の研究者が開発した新技術により、皮膚を一時的に透明にして内部の臓器を安全に観察できるようになりました。食品用染料を使った革新的な方法が、医療診断に新たな可能性をもたらすかもしれません。
ひまし油は古くからさまざまな健康トラブルに使用されてきました。現代でも、自然療法士やホリスティックケアの専門家が、ひまし油パックを活用して免疫サポートや便秘解消、ストレス軽減など、多くの効果を得るためのサポートを行っています。
新たな研究で、子どもが使用するスキンケア製品がホルモンバランスを崩す化学物質を含む可能性が指摘されました。子どもの健康リスクを減らすため、製品選びのポイントをご紹介します。
ミラノといえば高級ブランドが思い浮かぶかもしれませんが、実はそれだけではありません。24時間で楽しめる歴史的な名所や自然、美術館など、さまざまな魅力が詰まった都市です。
アメリカで依然としてエリス変異株が主流である中、科学者たちは新たなCOVID-19変異株「ピロラ」(BA.2.86)に注目しています。ピロラは多くの変異を持ち、免疫回避の可能性が指摘されていますが、感染力は低い可能性もあります。現在のワクチンや治療法が効果を持つことが期待され、今後の監視が続けられます。