考古学者はキプロスの墓から陶磁器、宝石類など約500点の貴重な副葬品を発掘した。写真は5歳の子供の金の頭飾り。(ヨーテボリ大学提供)

キプロスで 3000年余り前の貴重な宝石が大量に出土

考古学者たちが最近キプロスの墓から発掘した宝石や陶磁器、アクセサリーなど約500点の貴重な副葬品は、3000年以上前のものだ。そのうちの一つ、宝石をちりばめた「蓮の花」のペンダントは、古代エジプトのある王妃が身に着けていたアクセサリーと酷似しており、キプロスとエジプトの間には早くから貿易取引があったことを証明している。

ニュー・スウェーデン・キプロス探検隊の考古学者たちは2018年、古都ハラスルターンテッケ(Hala Sultan Tekke)で、初めて2つの青銅器時代の地下墓を発見した。当時、内部で155体の人類の遺骨が発見され、3000年以上前のものと確認された。

「これらの発見は、この遺跡がこの都市の支配層家族の墓地であることを示している」と、スウェーデンのヨーテボリ大学歴史研究名誉教授、発掘作業主任のピーター・フィッシャー(Peter Fischer)氏は声明で述べている。

▶ 続きを読む
関連記事
紀元前6世紀のアテナイで、深刻な貧富の格差から生じた負債奴隷の危機を救った伝説の政治家ソロン。独裁を拒み、富裕層と貧困層の「共通の盾」として中庸を貫いた彼の法改革と、正義を重んじた生涯を解説
魚に含まれるオメガ3脂肪酸やコリンは、子どもの脳や行動の発達に関わる可能性があります。研究結果と注意点、食べやすくする工夫をあわせて紹介します。
その不調、実はストレスではなく神経のサインかも?闘争・逃走モードにとらわれた体が発する9つの兆候と、気づくためのヒントをやさしく解説します。
子どもに本物の芸術体験を――その第一歩は家庭から。日常の中で無理なく文化に触れられる8つのアイデアを通して、感性と好奇心を育てるヒントを紹介します。
ふとした笑いやユーモアが、気持ちを軽くし、人とのつながりを保つ助けになることがあります。ただし、その使い方には少し注意も必要なようです。