(画像提供:ISTOCK)

攻撃が急増する中、フィリピンがサイバー防御を強化

急増するサイバー犯罪に対処することを目的として、フィリピン政府と民間部門はサイバー耐性の向上や訓練プログラムといった一連のサイバーセキュリティイニシアチブの実施に乗り出した。

 フィリピン情報通信技術省(DICT)のニュースリリースによると、同省の「国家サイバーセキュリティ計画2022(NCSP2022)」には情報セキュリティのガバナンスとリスク管理の新規綱領が含まれている。

同計画では、重要な「インフォストラクチャ(情報サービス基盤)」および公共通信網・軍用通信網の継続的な運用の確立、攻撃前・攻撃中・攻撃後の脅威に対応するサイバー耐性対策の施行、法執行機関との効果的な調整協力、サイバーセキュリティ関連情報の社会への浸透が主要目的として掲げられている。 

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