神は、人が徳に基づいて行動するか否かを見ています。善人として生きた者には、良い帰結があります。しかし悪人や無徳の者として生きれば、その最期は必ず悪しき報いを受けることになるでしょう。(Shutterstock)

『捜神記』より:「善悪に報いあり」死の淵からの生還

中国の志怪小説集『捜神記(そうじんき)』は、東晋の時代に干宝(かんぽう)によって著されました。そのなかに、こんな話があります。

西晋(265~316)時代のことです。散騎侍郎(さんきじろう)という官職に就いていた王祐という人物が重病になりました。王祐は、自身の命がもう残り少ないと覚悟を決めました。老いた母に向かい、子として先立つ不孝を詫び、別れを告げました。

そのとき、遠くから取り接ぎの者の声が聞こえました。家の主人である王祐に、某(なにがし)という訪問客があったと言います。

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