12月14日、米南部や中西部で発生した竜巻の被災地ではがれきの撤去作業が続けられた。ケンタッキー州では今も100人以上が行方不明となっている。メイフィールドで撮影(2021年 ロイター/Adrees Latif)

米竜巻、なお100人以上不明 ケンタッキー州で子ども12人犠牲

[メイフィールド(米ケンタッキー州) 14日 ロイター] – 米南部や中西部で発生した竜巻の被災地では14日、がれきの撤去作業が続けられた。今回の災害では、これまでに計88人の死亡が確認されている。

74人の死亡が確認されたケンタッキー州では、この日も捜索活動が続けられた。ビシア知事によると、犠牲者には12人の子どもが含まれ、生後2カ月の乳児もいた。最高齢は98歳だった。なお100人以上の行方が分かっていないという。

このほか、イリノイ州ではアマゾン・ドット・コム倉庫で6人が死亡。テネシー州で4人、ミズーリ州で2人、アーカンソー州で2人の死亡が確認されている。

ケンタッキー州では数百人の州兵が捜索活動や道路のがれき撤去を行い、警察関連の活動も行っている。

バイデン大統領は15日に同州の被災地を視察する。

関連記事
12月20日、米国務省の外交団がシリアに到着した。バッシャール・アサド政権崩壊後、ワシントン高官がダマスカスを公式訪問するのは初めてとなる。
10年前、中共は「中国製造2025」計画を掲げハイテク製造業強国を目指した。しかし現在、中共は知的財産権侵害や不公正競争の指摘を受けている。EVや高速鉄道で進展も、核心的な技術は不十分だ。
英国のフィリップソン教育相は、中国による高等教育機関への影響について警戒を呼びかけている。庶民院での議論では、中国が公的機関や企業、大学にまで浸透している実態が指摘された。
12月16日、英豪閣僚級会議がロンドンで開催され、中共のスパイ浸透対策が主要議題となった。英国外相は中共スパイの楊騰波の入国拒否を支持し、豪州外相は複雑な国際情勢を指摘。英国の外国影響力登録制度の施行は延期され、中共の指定級が注目されている。
インド政府は、中国からの安価な鉄鋼輸入を抑えるため、最大25%の関税(セーフガード)の導入を検討している。この […]