2021年3月10日、ワシントンD.C.の国会議事堂で発言するスコット・ペリー米下院議員 (Ting Shen-Pool/Getty Images)

「中共は殺戮で巨万の富を得ている」米下院議員ら、臓器狩りや人体展を非難

世界人権デーの10日、医療倫理団体によるオンラインセミナーが開催された。出席した各国の議員らは中国共産党による臓器移植の産業化を非難し、国家的な人道に反する罪の即時停止に向けた動きが必要だと広く呼び掛けた。中国共産党は良心の囚人から生きたまま臓器を強制的に摘出し、莫大な利益を生み出していると複数の人権団体は指摘している。

生命倫理問題に取り組む医師会「臓器の強制摘出に反対する医師会(DAFOH)」が主催したオンラインセミナーに参加したスコット・ペリー米下院議員は「人間の良識の基本的基準を無視する中国共産党の邪悪な意図に挑戦しなければならない」と述べ、一刻も早い臓器狩りの停止を呼びかけた。

同氏は、近日中に強制臓器摘出の加害者に責任を負わせることを目的とした「the Falun Gong Protection Act(仮邦訳:法輪功保護法)」を提出すると表明。中国共産党政権に対し、強制臓器摘出、不当な投獄、強制労働など、法輪功に対する残酷で退嬰的な殺戮政策を停止するよう迫るものだという。

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