先日、70代のイギリス男性が愛犬2匹と山地で散歩中に発病し、意識を失いました。危機を察知した2匹の犬は見事な連携プレイを行い、飼い主の命を救いました。
ある老人が2匹の愛犬と散歩でブレイスウェイト・ハウという山地に出かけ、近くの湖に辿り着いた際、湖畔で突然に発作が起きて、意識を失いました。
異変を察知した2匹の愛犬は慌てることなく、すぐに手分けして、救助活動を試みました。黒いラブラドル犬は通り過ぎた登山者を追いかけ、助けを呼びに行き、ゴールデン・レトリバーが気絶した飼い主の元に残り、飼い主を見守りました。
その登山者の女性は追いかけてきた犬の吠え方が尋常ではないと気付き、犬の後について確認に行くと、気絶した老人を発見し、すぐ救急隊を連絡しました。
山岳救急隊のメンバーが現場に駆け付けた時、老人は既に意識を取り戻しており、自力で下山することもできたようでした。その後、老人は救急車に病院を搬送され、精密検査を受けました。
山岳救急隊は今回の件をFacebookに投稿し、2匹の忠犬の賢い連携プレイを称賛し、忠犬を協力した登山者にも感謝の意を表しました。
(山岳救急隊の投稿はこちらから)
山岳救急隊メンバーのロブ・グラージさんはBBCの取材を受ける時に、飼い主を「本能」で救助した2匹の犬を称賛しました。
彼は「数年の時間をかけて、訓練した犬が救助活動を行うことはよくありますが、素人の犬がここまで救助活動をこなせるなんて、不思議だ」と驚き、「山岳救急の仕事を携わってきた10年間、初めてだ」と述べています。
ネットにも「犬は人類最良の友だ、動物を虐待など聞くと、怒りを覚える」
「温かい物語だ、かわいくて賢い犬だね、しかし、驚きはしない、だって、愛と忠誠心があるからね」
「人間の動物に対する理解はまだまだ足りません、動物の知恵と本能は人間の想像を遥かに超えている、素晴らしい」
とたくさんの称賛の声が寄せられています。
(翻訳者・仁徳)
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